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生理前の食べ過ぎをリセットしたい!
生理前ってなんで食べ過ぎちゃうんだろう...
食べ過ぎちゃった時にリセットする方法ってある?
生理前、ムショーに甘いものが欲しくなる…
いつも以上にご飯が進んでしまう…
食べ物が美味しく食べられるのって幸せ♪
と思っていたのもつかの間、気づいたらとんでもないことに!
しまった!食べ過ぎちゃった~!!
そんな経験、女性なら一度はあるはず。
まぁ私は一度どころじゃないですが…
この食べ過ぎをリセットできたら文句ないんですが、その前に、なんで生理前になると食欲が増えるのか確認しましょう。
これって、 PMSという病気のせいかもしれません。
食べ過ぎが病気?糖尿病とか?
いいえ、ちがいます。
PMSは、「月経前症候群」という名前の婦人病なんです。
その名の通り、生理前のいろいろな不調を指しているんです。
腰痛、腹痛、頭痛、関節痛、疲れが抜けない、だるいなどの身体的症状。
イライラする、落ち込む、食欲増加、不眠などの精神的症状。
どちらもPMSのせいなんです。
そして、精神的症状に「食欲増加」とありますよね。
もちろんPMSじゃない人でも、生理前は多少食欲が増えることもあるようですが、
尋常じゃなく増える、不安になるほどの食欲となるとPMSを疑います。
はっきりした原因は解明されていませんが、ホルモンバランスが関係して引き起こされる症状のようです。
なので、生理前のあの食欲をコントロールするのは、ちょっとむずかしいのかもしれません。
食べ過ぎないためにはどうしたらいいの?
ならば、諦めて食べ続けるのかといえばちがいます。
そんなことをしたら別の病気を引き起こしてしまいますからね。
食べ過ぎないための対策として、まず出来るのが「ミニ・ミール」
食事の全体量は増やさず、回数を増やして少量づつ食べようというものです。
食欲というのは、体内の血糖値が下がることで起こります。
そうして血糖値を上げて生命を維持する機能が働くのです。
生理前は、どうしても血糖値が下がり気味で、そのせいで食欲が旺盛になります。
ところが一度にたくさんの量をとって急激に血糖値を上げると、今度は体がバランスを保とうと急激に血糖値を下げます。
この急上昇、急降下が押し寄せる食欲につながっているのです。
そこで、なるべく血糖値を一定に保つために、上下の差を少なくします。
そのための、少量の食事を回数で、という食事方法なんです。
しかも血糖値が下がると人は攻撃的になります。
お腹が空くとイライラするのは、こういうところから来ているのでしょう。
なので、精神的に安定させるためにも、血糖値を一定に保つことは大切なんです。
置き換えダイエットって効果ある?
こうして生理前になるべく食欲に対して対応していても、やっぱり本能には勝てません。
そこで、生理前はあまりおすすめしませんが、生理後、ダイエットをしてリセットすることは十分可能です。
その方法の一つとして、置き換えダイエットというのがあります。
通常は1日3回食事をします。
その内の1回をローカロリーのダイエットフードに置き換えるんです。
それだけで、1日の摂取カロリーをかなり抑えられるという方法です。
この置き換えダイエットに使用されるダイエットフードで代表的なのが、
スムージーや酵素ドリンク。しかもさらっと飲めてしまうタイプよりも、ちょっと粘度のある腹持ちのいいものがお勧めです。
せっかく置き換えてカロリーカットしても、すぐにお腹がすいて何かを摘んでしまっては無意味ですからね。
この置き換えダイエット、生理前のミニ・ミールをそのまま継続してても出来るんです。
ミニ・ミールにすると、だいたい5~6回の食事回数ですよね。
その内の朝、昼、晩は通常食(もちろん少量)で、中間食にローカロリーフードを食べる。
生理後なので、異常なほどの食欲も、甘いものの欲求も収まっているはず。
そこに来てのミニ・ミールでの置き換えダイエットは、あまり空腹による挫折の心配もなく続けられる方法かもしれません。
他におすすめのダイエットは?
だからといって、毎回置き換えダイエットで同じダイエット食ばかりだと、どうしてもあきてしまって続きませんよね。
私は、あのダイエットフードが好きになれなくて続きませんでした。そこで、PMSの症状緩和にもつながるダイエットをご紹介。
・生理前にやると生理後のダイエットが効果的になる方法
生理10~7日前から、生理開始前日まで豆乳を1日200ml飲む。
豆乳のもとである大豆には、イソフラボンという成分が入っています。
このイソフラボンは、エストロゲンという女性ホルモンと同じ働きをします。
エストロゲンは美容ホルモンともよばれ、女性が美しくあるためのホルモン。
老廃物の排出を行い、肌ツヤを良くする効果があります。
しかし生理前は体は女性より母性を優先させるため、エストロゲンを減少させブロゲステロンというホルモンを分泌します。
このブロゲステロンは妊婦の体を作るホルモンで、栄養を貯めこみ、胎児への供給を促す働きをします。
なので生理前はむくんでしまったり太ってしまったりするんですね。
かと言って、ブロゲステロンを減少させると生理不順などの、別の婦人病につながってしまうので出来ません。
そこで、生理前に豆乳を飲んで、減少したエストロゲンを増やそうというものなのです。エストロゲンが多少なりと増えることにより、むくみ対策、頭痛の緩和にもつながります。
また、生理前の貯めこむ量を少なくしてくれるので、生理後のダイエットもスムーズに行うことが出来るのです。
生理前は、豆乳を飲んで、ミニ・ミールで食欲対策をする。
生理後は、置き換えダイエットで生理前以上のボディを手に入れる!
ただし、大豆イソフラボンは、その成分上体への影響力が強いです。
効果を実感したい、より高い効果を得たいからと飲み過ぎず、1日の摂取量はきっちり守るようにしましょう。